October 22, 2009

ちょっとまじめな話

来年レメディのレベル3を受けるつもりでいます。

ですが、この所レメディをもう少し先に延ばすか悩んでいます。
何故延ばすのかと言うと・・・

1)大阪や東京などと違い、地方に住んでいる為情報が少ない
2)このままプラクティショナーになったとしてもちょっと微妙
3)第一に人ではなく動物を優先させている

主にこれらが理由となってます。
1)についてはネットを使用したり、こちらからでかける事で情報量の無さを何とかしているんですが、それでも都市部から比べれば地元などで直接聞く事もできず、情報などもネットだけでは少なすぎる訳です。

2)については、3)にも関係しますが優先順位が人よりも動物である為レメディを選ぶのがとても難しいと言える事からです。
一般的に動物の思考や感情はシンプルだとされていますが、実際にそうなんだろうか?と最近思ってます。
そう思ったのは、身近であればカルミアです。
咬むと言う行動に対してそれを直すのにレメディを取り入れてきた訳ですが、咬むという行動から考えられる感情を行動やサインなどと合わせて予想してきました。
ですが、全く予想していなかった所からこの咬むという行動が改善された訳です。
考えられる理由も単純では無い訳ですし。

また以前のパートナーであれば、カンナもですが。
本来このカンナの性格は、人に対してもそれ以外に対しても友好的ではあるが、自己主張が強く、わがままで、やんちゃだったはずです。
短い間でしたが、時折そういった面が見えてましたから。
では何故それを抑えていたかといえば、カンナは我が家に来るまでかなりたらい回しにされた様です。
そういった中で、彼が身につけたのは媚びるという事でした。
自分が定着できる場所を得る為にはそうするしか無かったんでしょうが、それでも時折見せる本来の性格でいろいろと問題になっていた様ですし。
当時レメディは考えていなかったためカンナにレメディを使用する事はありませんでしたが、今思えば必要だったのではないかと思います。

そう言った事から考えると、シンプルな感情とはあまり結びつかないのではないかと思っています、動物に携わってる方から言えば笑われる様な事かも知れませんが。

そうした複雑に絡まっている心に対してレメディを取り入れていく訳ですから、例えプラクティショナーとなったとしても、短時間でその相談者のパートナーに対してのレメディを選ぶのは難しいと言えます。
カルミアは自分の管理下にあります、その為レメディを選ぶにしても的外れすぎる事は確率的に低いかと。
なぜなら行動やサインを日々観察できる環境下にある訳ですから、そこから得られる情報と今までの自分の経験からレメディを選ぶ訳ですから。

それが相談者に対してとなると話は違います。
相談者がいかに自分のパートナーを見ているか?またその時の環境次第ではその連れてきたパートナーの行動が不安で日頃と差が出る事もある訳です。
実際自分の周りでレメディについて話を聞くと、大半の人がこういいました。

『あまり意味が無い』と・・・

では、なぜあまり意味が無いと言われたのか?
それは専門家であるプラクティショナーの方でも短時間で犬の行動から考えられるその時の感情と飼主さんの情報だけでは適切に選ぶ事ができていないと。
レメディの動物に対しての書籍も出ていますのでそういった事に書かれている、またはレメディの指針として判りやすい状態であれば適切に選べるのかも知れませんが、自分の周りの場合、保護したり虐待を受けた子をパートナーに迎えたりしています。
その為子犬から迎え入れてる状態とはかなり違う場合が多くあります。

そういった動物に対してだと例えインストラクターの資格を持った上でプラクティショナーとして活動されてた方でも適切なレメディを選ぶ事が難しかったのではないかと。
対話からその時の感情などを直接聞く事はできません、その為隠された心の問題を改善に向けていくのは動物相手だとかなり難しいと思います。

インストラクター的な考えでいえば、その問題行動が無くなれば良い訳ですからそういった面で物事を見ると多分レメディは的外れになります。
インストラクターの資格を持った方でプラクティショナーの方の場合、レメディについての変化はあまりみえなかった事により、躾についてもこうすれば良いとは言われた様ですので、そういった面での改善はできたとしてもレメディとして考えると効果が現れていないと判断する人が自分の周りでは多くいたと言えます。

そういった事を考えると、短時間でその動物の行動とサインを見抜き、飼主の情報も必要な部分を見つけながら、その動物のその時の心の状態を考えるのは今の自分ではあまりにも情報が足りないと考えました。

その足りない部分をどう補うかと考えてました。
プラクティショナーとして活動する以前に、来年はアロマの方も取れるなら取る予定ですのでそっちで先に活動していきながら、その中で定期的にレメディの情報を徹底的に集めようかと。
どんな状態でこのレメディがどういう風に変化をもたらしたか、またどの行動(サイン)の時に統計的に考えられるレメディはどれなのかなど、実際に自分で見てみないと変化が書籍だけでは実際と異なる点もあり判らない。
また書籍などでは複数使われているので、どのレメディがどう作用したのかまで掴めないので、1種類ずつでの変化の情報も欲しいですから。

なので来年レメディのレベル3に進むかどうか少し迷ってます。
先に取りプラクティショナーとしてではなく個人的な事で情報を集めていくべきか、情報を確保してからでも遅くないので自分の中でタイミングを見ながら取るべきか・・・

優先順位を動物が人よりも上にしている事もあり、どうしようかな?と。
動物と人両面を考える必要があるのは分かってます、その上で動物を上にしているのは対話から彼らとコミュニケーションがとれないからです。
伝えたくて体中でサインを出しているにも伝わらない、飼主側の知識不足、家庭での動物の位置などストレスを溜める原因は多くありますから。

June 07, 2009

何書こうとしてたのか忘れ・・・

仕事しながらブログのネタに何か無いか考えてたのです、だけど・・・

ネタ忘れました!orz

いや〜良い日だ今日は(ぉぃ!
マジでね何書こうと思ってたのか忘れてしまったんよこれが!
まぁ、思い出せないって事は重要ではなかったと言う事でしょう?


と言う事で今後のカルミアのプランについて
この所レメディは使用せずに様子を見てました、だいぶ近寄ってくるようにはなってますが、所有欲は相変わらずですし、吠えてる事も多々あるのです。
犬種的な事も含まれてるでしょうし、そうでないのも含まれてるでしょうからカルミアの行動からどっちなのか判断する必要があります。

そ・こ・で今回試そうと考えているのが、チコリーかヘザーです。
行動からするとチコリーなんだと思いますが、撓夢などへの行動からするとヘザーなのかな?とも思えます。
この二つ似てるんですよね・・・

所有欲は強い方なのでとりあえずチコリーあたりを先に試してみようかとは思ってます。
何故にヘザーよりもチコリーを先に試すかと言うと、ヘザーは注目を自分に向ける為にいろいろと努力をしてるのですが(吠えたり、おもちゃを持っていったり、唸ってみたり)、ヘザーの場合無邪気さからくると解釈してます、その為カルミアにはヘザーよりも遊んでもらえないと攻撃したりしてきますからヘザーよりもチコリーだと判断しました。
撓夢に対してはヘザーなのかも知れませんけどね、迷惑してるようなので。(カルミアにカーミングシグナルを送ってるんですけどね・・・)

では、似てるレメディでチコリーはどういったタイプなのかと言うと。
注目を集めたいのはヘザー同様ですが、こちらは場合によっては攻撃してきます。
カルミアは本気咬みでは無いにしても、近い感じで攻撃してきますし、友達がきてもライバル心を燃やしてます、またおもちゃに対しても所有欲が強いです。
こういった事から現段階でカルミアにはヘザーよりもチコリーだなと判断。

ある意味人懐っこいのは良いんですが・・・
確かに最近寄ってきますし、膝の上に乗って来たりもしますから以前から比べ自分に対しての警戒心は薄れてるのは分かりますが、ここ最近トイレとは別にマーキング行為を部屋でしてしまってますので縄張り意識は少なからず持ってる様です。

またライバル心から友達がきても自分の近くに居たりしてますが、吠えるので話し声が聞こえ難くなりますし、正直邪魔なのでコマンド「ハウス」でキャリーに入ってもらいます。
それでも唸ってたりしますけどね。

それ以外では、こちらは警戒心になるんでしょうけど、急ぎではない場合ネットで買い物を済ませる事が多いです、配達してくれる訳ですが結構きつめに吠えてますね。
コマンド「ハウス」でおとなしくさせますけど。

他にもレメディは考えられるものはあるのですが、今回部屋でマーキングされても困るので、優先順位としてこちらを改善させる事が良いと判断してます。

あとは撓夢は似た様な失敗までとは行きませんが、近いものがあるのでチェストナットバッドを試してみようかと思ってます。

今後のレメディの予定としてはこんな感じで考えてます。
3頭も居れば性格もそれぞれ違うし、我が家の様にアレルギーや歯が無い足が悪いなどなど、個性としてしまえば良いのかもしれないですけどね。
迎え入れる度に手がかかるのがパートナーになってる気がするのは自分だけか?
まぁ、ある意味何かを勉強する時にちょうど対象にそれぞれがなってくれてる感じもしますからタイミングは良いのかも?

最後に耳鳴りについてですが、以前アロマを使用してオイルを作ってマッサージしながら試してたのですが(過去の日記に書かれてますが日付覚えてません)、ここ最近気づいた事があります。
耳鳴り自体は当然のようにありますが、以前に比べ気になるほど大きな音ではありません。
また出先などで音楽を聴く、または家でヘッドホンして音楽を聴いたり作ったりする場合、左からは今まで音がほとんど入ってきていなかったんですが、ここ最近は聞こえてます。

右耳ほどは聞こえてないですが(聞こえてるのかもしれないけど耳鳴りで同じに聞こえてないだけかも?)、音楽でギターの音などステレオ化させてる時など聞こえてるという事実に最近気がつきました。
たぶん、以前から変化はあったんでしょうけど耳鳴りとも長いお付き合いだっただけに、耳鳴して当たり前、または左耳は聞こえなくて当たり前と無意識のうちに思っていた事もあり犬の変化ほど注意もしていなかったので最近までその変化に気づいていなかったんだと思います。

原因が分かっていない中でオイルを作っていたのであれですが・・・
一応良い方向に作用している様です。
試してみるもんですねぇ〜
個人的に今まで無理をかなりしてきてるこの身体、左右の手の指が痛くて曲げたり伸ばしたりが大変な日があったり、膝も壊してるので日によってはどちらかが痛かったりなどなどその他ありありなこの身体ですが、耳鳴りの減少も出てきましたので、今後は別のオイルでも作ってみてそれぞれの症状に合わせてみたいと思います。
クリームの方が良いのかな?

さて今月はレメディのレベル2があります。
レベル1で参加されてた方って何人居るんだろう?と少し楽しみではあります。
ホテルと往復の切符は確保してあるので、あとは宿題終わらせてのんびりと出発を待つだけです。(宿題はまるまる残ってる訳ではないですよ)

April 16, 2009

今までカルミアに使ったレメディ2

1の続きです。

この頃のカルミアの行動には大きな違いが出てきてます。
それは何かと言うと、以前は先制攻撃型だったものが守備防衛型に変わったのが大きな違いです。

尾は下に巻き込まれ(しっぽは断尾されていますので巻き込むほど無いですが)
体勢が低く、口角が後方に下がっている、耳が後方に倒れ、瞳孔が開いている。

アルファーでなくなったカルミアにとって先制攻撃型を取る必要は無い訳ですから必然的と言えば必然的だと思います。
ですが、先制攻撃型よりも危ない面もあります。
先制攻撃型と違い、逃げ場が無くなったり、シグナルを発してもその恐怖の対象が取り除かれる事が無ければ最後の手段として攻撃に転じてきます。
どちらかと言うと、先制攻撃型の犬よりも咬みつこうとする傾向が高いです。
実際に咬むのは先制攻撃型ですが、逃げ場などが無くなり追いつめられればこちらも咬んできます。

守備防衛型は、ただ自分の境界線としている中にずかずかと入ってきた自分にとって恐怖を感じるものを追い払う為にこういった行動をとってるにすぎないので、追い払う事が出来たなら威嚇はたいてい収まります。
こういった場合は最低でも逃げ道を確保してあげる必要があります、そうしておけば咬まれる事は減りますから。

咬む行動には先制攻撃型と守備防衛型の2つがあり、その二つに共通した事もありますし、どちらかにしかない行動もあります。
一番は知らない犬がいて、飼い主さんも居ない場合は不用意に近づかないのが一番です。

さて、話は戻しますが。
カルミアに次何を使用するかをレスキューレメディを使用しながら考えていました。
そこで数種類を直感で選び使用する事にしました。

選んだレメディはMimulus(ミムラス)、Water Violet(ウォーターバイオレット)、Beech(ビーチ)です。

まずミムラスは恐怖の対象が分かっている場合に使われる事が多いレメディです。
その為、カルミアが手に対して過剰に反応すると言う点で手に対して悪いイメージを取り払ってもらえたらと選びました。

ウォーターバイオレットは人との距離を置く一匹狼タイプに使用される事があるレメディです。
犬種的な事もあるかも知れませんが、プライドが高く一人を好む事から取り入れてみる事にしました。
また社交性を持って欲しいという事も含まれてます。(これはレメディだけでどうにかなるとは思っていません、社交性に関しては今後もう少しカルミアが落ち着けばいろいろと連れ出してカルミア自身で沢山学んでもらう予定です)
他の人に対して感情を素直に開いてくれず、自分の殻に閉じこもってしまってると判断しました。

ビーチは他のものに対して寛容でなく批判的な行動をもつ方などに使用されるレメディです。
このレメディを選んだ理由は、もう少し理解性を持って欲しかったからです。
アルファー化していた事もあり、自分が正しく、他の意見などが間違っていると思っているのではないかと少なからず思ったからです。
また考え事をする時に指でコツコツとやってる事が個人的にあるのですが、その時にそれがイライラするのか攻撃してくるので、そういったイライラからも解放してあげる事が出来たならと考えました。

他にも思いつく事はあったのですが、とりあえずこの3つを選びました。
それらそれぞれを使ったときの様子は、ミムラスは変化は見られませんでした、その事から考えると手に対して恐怖を抱いている訳ではない様です。
または、レスキューレメディを使用した時に恐怖としての対象が取り払われたか?

次にウォーターバイオレット。
これは意外に作用した様です、カルミアは一人を好みます。
その為自分にとって何か利益が無い限り呼んでもなかなか来ません。
ですが、使い始めてからと言うものカルミアの行動に変化が起きました、その変化というのは、撓夢と遊んでいるとカルミアが間に入ってくる事です。
触られたりする事も嫌うあのカルミアが、すり寄ってきたりします。
今では自分から撓夢の指定席と化してた膝の上に来ます、膝の上でウロウロされるので正直邪魔なんですけどね・・・
ですが、嬉しい変化と言えます。

最後にビーチですが、これはどうなんだろう?
変化をしているのかも知れませんが、分かり難そうです・・・
ビーチを使ったからなのかは正直まだ判断できませんが、頭を撫でてあげる事が今まで無理でした、警戒してましたし場合によっては威嚇されてたので。
そんなカルミアだったんですがある程度は触る事に対して怒り難くはなってます。
頭を数回なら撫でる事も日によっては出来ます、日によってはですが。

これらがレメディの講習を受けるまでに我が家でカルミアに対して取り入れたレメディと使う前後です。
この間カルミアに対して躾としてちゃんと入れたのは「伏せ」と「ハウス」ぐらいです。
そして、部屋の支配権を誰が持っているのかという事で、自分が居ないときはキャリーでお留守番などを取り入れたりもしました。(撓夢は出しっ放しです)

カルミアの行動などからどのタイミングで躾やレメディ、またはリラックスさせる為にどのアロマを取り入れるかの見極めが難しいです。(ただ単に自分のリラックス目的であればその時の直感で精油を選んでます)

今後はこの間の講習で得たものを自分の中で消化しながらレメディを選びたいと思います。

余談ですが正直今JAHAをどうするか悩んでいます。
今年からシステムが変更になった訳ですが、個人的にJAHAを選んだ理由はテリーさんの話が直に聞ける事が物凄く大きかった訳です。
システムの変更でテリーさんの講義もありますが、特別講習としてになってしまいました。

さらに困った事にキャンプが1回増え、ブランクを3年と期限を切られてしまった事。
片田舎から大阪に受けに行ってただけに、金額的な負担と2度のパートナーの死も重なり優良家庭犬を受けるになっていない事、そこに期限が重なった事で正直かなり難しくなりました。
こればかりは焦っても仕方の無い事ですが、今回のシステムってある意味犬の仕事に関わっていない社会人の切り捨てですか?
仕事場も今の景気の状況で少数精鋭での職場となってます、その為講習を受けに行くのは今までみたいに気軽にとはいきません。
かなり無理を言って受けに行っていると言えます。

さて、どうしたものか・・・

今までカルミアに使ったレメディ1

少しまとめてみたいと思います。
今までレメディを5種使いました、自分なりに行動から直感で選んだ物が多いためプラクティショナーの方からすると疑問をもたれる場合もあるかも知れません。

カルミアについて少し触れておくと、我が家に来た当初物凄くアルファー化されてました、場所を移動させ様にも下手すると咬まれますし、自分の気に入らない事に大しても咬んできていました。
それ以外にも吠える、威嚇する、暴れるがありました。

犬種的にみてミニピンですから、警戒心も強く、咬む行動もあります。
そう言った犬種的な負の面を強化されていたと言えます、我が家に来る前にも手を咬む事もあった様ですし、また咬まれない為に手を隠すという行動からカルミアは自分の言い分を通す為には咬むと言う行動が適していると判断したのではないかと?

我が家に迎え入れた時、今までの保護してきたパートナーと大きく違った点は人よりもカルミアが上だという認識を持ってる点でした。
人に対してマーキング行為をするなど行動として出ていました、当然それを許す事は自分はしませんし、させません。

また先住犬に対しても自分が上だとしたかった様ですが、これは後ほどはたき落とされる事となりました。

迎え入れてから少しの間は好きにさせていました、理由は我が家に慣れてもらう事とカルミアの行動を観察する事です。
その結果から一番最初に取り除く必要があると判断した事が、アルファー化です。
多少のアルファー化であれば躾で主従関係をつけるのですが、ちょっと度が過ぎていたのでどうするか考えてレメディを取り入れる事にしました。

レメディは本来複数を使用する様ですが、どう変化するかが分からないという事と実際にデータとして個人的に欲しかった事もあり1つだけ選ぶ事にしました。

行動的に、またその時の感情はこうではなかろうかという事を推測しながら選んだレメディがVine(バイン)でした。
人同士と違い行動と感情を推測しながら観察する必要があるので見当違いになる恐れもあります、対話から得られるならもう少し楽なんですけどね。

当時のカルミアは先制攻撃型でした。
その為こちらも気をつけないと何がカルミアにとっての挑発行為になるのかが分かりませんでした。
支配性も強く、所有性も強かったです。
シグナルとしては、尾は直立して、耳が前方に向き、鼻にしわを寄せる、口角が前方に動き、体を前方に出して自分を大きく見せるという典型的な状態です。

そこで先ほど選んだVineを食事に混ぜる事にし、飲み水の中にも混ぜました。

約2週間〜3週間ぐらいで攻撃性は少なくなってきました、そして人に対してのマーキングもさせない様にはしていたので無くなり、次第にシグナルも先制攻撃型から変化しました。
何度も咬まれていたのですが、咬んだ後少しパニック気味だった態度にも変化が現れ『ハウス』のコマンドでキャリーに入る様になってきてました。
その頃に取り入れた事は、葉月(我が家のリーダー犬)との散歩でした。
これは結構本人には効果があった様で、アルファー化が落ち着いてきていた頃に自分よりも上だと判断できる存在が目の前に現れた事で冷静に自分の立場を理解し始めてきた様でした。

その他にも撓夢(カルミアよりも半月前後早く迎え入れたチワワ)にも挑戦して見事に粉砕されてました。

レメディを使用する事で冷静な判断が出来る様になってきた様で、その時に順位決めの為に挑戦した結果粉砕された事も重なりカルミアは見事にアルファー化を解かざる終えず、犬の中では自分が一番下である事を無事に認識してくれました。

ですが、まだ人に対しては自分の方が上だと言う認識は残っていました、そこで選んだレメディがRESCUE REMEDY(レスキューレメディ)です。
こちらはバッチ博士が生前ブレンドしたレメディです。
このレメディは5種からなり、インパチェンス、スターオブベツレヘム、チェリープラム、ロックローズ、クレマチスがブレンドされています。

これを選んだ理由は次のレメディを選ぶまでの一時的な期間が欲しかった事と、複数のレメディからなる事でストレスを和らげてくれるのではないかと考えました。

それぞれのレメディの作用もある程度調べてはいましたので、観察する期間安定してくれたらとの思いもありました、またストレスを軽減できるなら違う行動に繋がるはずですから。

レメディは例えとしてタマネギの皮むきが例に挙げられます。
一枚皮を剥がせば、次の問題とされる行動が出てきます、これを繰り返す事で安定に向かう訳です。

レスキューレメディにはチェリープラムが入っている事も選んだ理由として大きいです。
カルミアは問題行動を起こした後少しパニック気味になってます。
そう言った事もあり、チェリープラムは精神状態を落ち着かせ、自分自身をコントロールするには向いていると当時考えました。

そしてもう一つ、スターオブベツレヘムが入っているという事。
手に対して今でもそうですが、カルミアは過剰に反応します。
その為手に対して何かしらのトラウマがあるのではないかと考えました。
動物の保護団体の方も使用する事があるこのレメディに少なからず望みをかけたと言えます。
実際このレメディを使いトラウマとなってしまった事を改善させるのを見た事があります。
レメディだけで改善された訳ではありませんが、使っていなかった頃よりも個体差はあっても比較的今までよりも早く改善できたとの事です。
また一時的にフラッシュバックしても立ち直るのが早いとも言われてます。

少し長くなるので2に続きは書きます。
また各レメディの説明は省かせていただきます、調べると簡単に出てきますのでこのブログで詳しく説明する必要も無いと思いますので。
自分がどうしてこれらのレメディを選んだかの復習的な事もあるので。

April 15, 2009

講習を受けてみて

今回バッチフラワーレメディの講習を受けにいってきた訳ですが、それまでにカルミアにレメディを5つ試していました。
実際に最初の頃から言えばカルミアの行動はかなり変化してます、カルミアの躾としても基本的な事しか教えていないので躾からカルミアの行動が変化する事は正直無いと言えるぐらいの躾です。

そうした中で今現在カルミアは手にはまだ反応しますが、我が家に来た当初のアルファ化も無くなり、教えてないですが散歩時の引っぱりも無くなってます、またトイレの失敗も今ではありません。

今回レメディの講習を受けに行った理由の一つには、レメディの科学的な根拠が知りたかったというのが一つあります。
またどういった事でそれぞれの個体に作用しているのかと言う事でした。

2日間講習を受けてみて最終的に分かった事は、考えるだけ無駄だったと言う事です。

心ほど不確かで説明できる物が無い事なのに、それに答えを求めた所で出る訳も無い。
また科学的根拠にしても、今の現代科学や医学ではまだ解明が出来ない事は沢山ある訳です、この今現在で説明がつかないからと言ってそれは偽物で何の作用も無い物と決定づける理由にはならないと。

科学的または医学的根拠を出せと言われると無いので、当然否定される事は仕方が無い事ですが、実際に使用してきてカルミアの行動に変化が出てるのは事実です。
ですが何度も言う様にこれについての詳しい説明は出来ません!

今回のレベル1の講習は、レメディを自分で選ぶ一つの指針を学び、実際に使いながらどういったネガティブな面と使用後のポジティブな面を理解するかという本当に基礎的な物でした。
実際の例もあり分かりやすかったですし、またある意味自分の疑問に答えが出た気がします。

今後自分がやろうとしている事でバッチフラワーレメディは必要でこの後のレベル2、レベル3とより深く学ぶ必要があると思いました。

また次のレベル2当日まで時間があるので、カルミアの行動を観察しながら使うレメディを増やして行きたいと思います。
同時にアロマの方も併用しながら動物の心の安定についてもう少し学んで行こうと思います。

今回レベル1を大阪で参加された方が次のレベル2で何人居るのかは分かりませんが、レベル2は6月の大阪に参加しますので(決定してます)6月大阪で会いましょう。

余談ですが受けに行ったまでは良かったのですが・・・
自分以外女性ばかりだったので声掛け難かったのは事実でした(o;TωT)o"
また強行スケジュールで行ってたので初日が終わってGREEN DOGさんにお邪魔しましたが、初日に宿題が出されていた為のんびりとお邪魔する事が出来ませんでした・・・
目的のロケットは購入しました。

次回はもう少しのんびりとお邪魔したいかな〜
6月はマッサージのアドバンスが大阪であるはずですが、こちらは見送ります。
理由は今後は必要だと思いますが、優先順位としてアロマとレメディを1.2としてますので先延ばしにしました。
またペットに対してのアロマもいろいろな講習があるのですが、正直な話数日で理解できる程アロマは簡単ではありません、物言わぬ動物に行う以上しっかりと学ぶ必要があると自分は思ってますので、まずは人用のアロマを実際に使用しながら学び付加価値としてその他の講習を受けたいと思います。

アロマは協会の人にいろいろ相談しながら取り組んでます、個人的に資格の勉強以外の事での相談が多いですが・・・
レメディもアロマも実際に使用して、どういった変化が起こってるのかを知る必要もありますから、講習でちょっとした説明と多少の実習で即実践にとは自分はなりません。
まして今後動物をメインにして行く事が前提な訳ですから、下手に妥協する気もありません。

各団体、または協会の方々と話していて思った事は、今後自分がやろうとしていた事が自分が思っていたよりも、実際に取り組んでいる人が少なく、また情報も少ないという事。
最近改めてハードルが高い事だったんだなぁと気づきましたヾ(´▽`;)ゝ
今後も各団体、協会の方々にはお世話になる事が多いと思いますがよろしくお願い致します。

最後にレメディについて迷ってる方も居ると思います、迷われてる方は一度講習に参加してみると良いかと。
そこで質問してみて、自分にまたは周りの人にも必要だと思えば学べば良いですし、納得がいかなければ学ぶ事をやめればいいので。

実際に受けてみて思った事は、分からない事は分からないと言ってもらえます。
質問の回答にはなっていないかも知れませんが、煙に巻く様な回答ではありませんでした。
そう言った事もあり自分は次に進んでも問題無いと判断しました、今現在分からない事を曖昧に答えられるよりも、分からない事は分からないと答えてもらえた事は自分にとっては意義のある事でした。
分からなかった事について学びながら自分で答えを探せば良いだけなので。