October 22, 2009

ちょっとまじめな話

来年レメディのレベル3を受けるつもりでいます。

ですが、この所レメディをもう少し先に延ばすか悩んでいます。
何故延ばすのかと言うと・・・

1)大阪や東京などと違い、地方に住んでいる為情報が少ない
2)このままプラクティショナーになったとしてもちょっと微妙
3)第一に人ではなく動物を優先させている

主にこれらが理由となってます。
1)についてはネットを使用したり、こちらからでかける事で情報量の無さを何とかしているんですが、それでも都市部から比べれば地元などで直接聞く事もできず、情報などもネットだけでは少なすぎる訳です。

2)については、3)にも関係しますが優先順位が人よりも動物である為レメディを選ぶのがとても難しいと言える事からです。
一般的に動物の思考や感情はシンプルだとされていますが、実際にそうなんだろうか?と最近思ってます。
そう思ったのは、身近であればカルミアです。
咬むと言う行動に対してそれを直すのにレメディを取り入れてきた訳ですが、咬むという行動から考えられる感情を行動やサインなどと合わせて予想してきました。
ですが、全く予想していなかった所からこの咬むという行動が改善された訳です。
考えられる理由も単純では無い訳ですし。

また以前のパートナーであれば、カンナもですが。
本来このカンナの性格は、人に対してもそれ以外に対しても友好的ではあるが、自己主張が強く、わがままで、やんちゃだったはずです。
短い間でしたが、時折そういった面が見えてましたから。
では何故それを抑えていたかといえば、カンナは我が家に来るまでかなりたらい回しにされた様です。
そういった中で、彼が身につけたのは媚びるという事でした。
自分が定着できる場所を得る為にはそうするしか無かったんでしょうが、それでも時折見せる本来の性格でいろいろと問題になっていた様ですし。
当時レメディは考えていなかったためカンナにレメディを使用する事はありませんでしたが、今思えば必要だったのではないかと思います。

そう言った事から考えると、シンプルな感情とはあまり結びつかないのではないかと思っています、動物に携わってる方から言えば笑われる様な事かも知れませんが。

そうした複雑に絡まっている心に対してレメディを取り入れていく訳ですから、例えプラクティショナーとなったとしても、短時間でその相談者のパートナーに対してのレメディを選ぶのは難しいと言えます。
カルミアは自分の管理下にあります、その為レメディを選ぶにしても的外れすぎる事は確率的に低いかと。
なぜなら行動やサインを日々観察できる環境下にある訳ですから、そこから得られる情報と今までの自分の経験からレメディを選ぶ訳ですから。

それが相談者に対してとなると話は違います。
相談者がいかに自分のパートナーを見ているか?またその時の環境次第ではその連れてきたパートナーの行動が不安で日頃と差が出る事もある訳です。
実際自分の周りでレメディについて話を聞くと、大半の人がこういいました。

『あまり意味が無い』と・・・

では、なぜあまり意味が無いと言われたのか?
それは専門家であるプラクティショナーの方でも短時間で犬の行動から考えられるその時の感情と飼主さんの情報だけでは適切に選ぶ事ができていないと。
レメディの動物に対しての書籍も出ていますのでそういった事に書かれている、またはレメディの指針として判りやすい状態であれば適切に選べるのかも知れませんが、自分の周りの場合、保護したり虐待を受けた子をパートナーに迎えたりしています。
その為子犬から迎え入れてる状態とはかなり違う場合が多くあります。

そういった動物に対してだと例えインストラクターの資格を持った上でプラクティショナーとして活動されてた方でも適切なレメディを選ぶ事が難しかったのではないかと。
対話からその時の感情などを直接聞く事はできません、その為隠された心の問題を改善に向けていくのは動物相手だとかなり難しいと思います。

インストラクター的な考えでいえば、その問題行動が無くなれば良い訳ですからそういった面で物事を見ると多分レメディは的外れになります。
インストラクターの資格を持った方でプラクティショナーの方の場合、レメディについての変化はあまりみえなかった事により、躾についてもこうすれば良いとは言われた様ですので、そういった面での改善はできたとしてもレメディとして考えると効果が現れていないと判断する人が自分の周りでは多くいたと言えます。

そういった事を考えると、短時間でその動物の行動とサインを見抜き、飼主の情報も必要な部分を見つけながら、その動物のその時の心の状態を考えるのは今の自分ではあまりにも情報が足りないと考えました。

その足りない部分をどう補うかと考えてました。
プラクティショナーとして活動する以前に、来年はアロマの方も取れるなら取る予定ですのでそっちで先に活動していきながら、その中で定期的にレメディの情報を徹底的に集めようかと。
どんな状態でこのレメディがどういう風に変化をもたらしたか、またどの行動(サイン)の時に統計的に考えられるレメディはどれなのかなど、実際に自分で見てみないと変化が書籍だけでは実際と異なる点もあり判らない。
また書籍などでは複数使われているので、どのレメディがどう作用したのかまで掴めないので、1種類ずつでの変化の情報も欲しいですから。

なので来年レメディのレベル3に進むかどうか少し迷ってます。
先に取りプラクティショナーとしてではなく個人的な事で情報を集めていくべきか、情報を確保してからでも遅くないので自分の中でタイミングを見ながら取るべきか・・・

優先順位を動物が人よりも上にしている事もあり、どうしようかな?と。
動物と人両面を考える必要があるのは分かってます、その上で動物を上にしているのは対話から彼らとコミュニケーションがとれないからです。
伝えたくて体中でサインを出しているにも伝わらない、飼主側の知識不足、家庭での動物の位置などストレスを溜める原因は多くありますから。

Posted by pest at 10:56:34 | from category: レメディ | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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