April 16, 2009

今までカルミアに使ったレメディ1

少しまとめてみたいと思います。
今までレメディを5種使いました、自分なりに行動から直感で選んだ物が多いためプラクティショナーの方からすると疑問をもたれる場合もあるかも知れません。

カルミアについて少し触れておくと、我が家に来た当初物凄くアルファー化されてました、場所を移動させ様にも下手すると咬まれますし、自分の気に入らない事に大しても咬んできていました。
それ以外にも吠える、威嚇する、暴れるがありました。

犬種的にみてミニピンですから、警戒心も強く、咬む行動もあります。
そう言った犬種的な負の面を強化されていたと言えます、我が家に来る前にも手を咬む事もあった様ですし、また咬まれない為に手を隠すという行動からカルミアは自分の言い分を通す為には咬むと言う行動が適していると判断したのではないかと?

我が家に迎え入れた時、今までの保護してきたパートナーと大きく違った点は人よりもカルミアが上だという認識を持ってる点でした。
人に対してマーキング行為をするなど行動として出ていました、当然それを許す事は自分はしませんし、させません。

また先住犬に対しても自分が上だとしたかった様ですが、これは後ほどはたき落とされる事となりました。

迎え入れてから少しの間は好きにさせていました、理由は我が家に慣れてもらう事とカルミアの行動を観察する事です。
その結果から一番最初に取り除く必要があると判断した事が、アルファー化です。
多少のアルファー化であれば躾で主従関係をつけるのですが、ちょっと度が過ぎていたのでどうするか考えてレメディを取り入れる事にしました。

レメディは本来複数を使用する様ですが、どう変化するかが分からないという事と実際にデータとして個人的に欲しかった事もあり1つだけ選ぶ事にしました。

行動的に、またその時の感情はこうではなかろうかという事を推測しながら選んだレメディがVine(バイン)でした。
人同士と違い行動と感情を推測しながら観察する必要があるので見当違いになる恐れもあります、対話から得られるならもう少し楽なんですけどね。

当時のカルミアは先制攻撃型でした。
その為こちらも気をつけないと何がカルミアにとっての挑発行為になるのかが分かりませんでした。
支配性も強く、所有性も強かったです。
シグナルとしては、尾は直立して、耳が前方に向き、鼻にしわを寄せる、口角が前方に動き、体を前方に出して自分を大きく見せるという典型的な状態です。

そこで先ほど選んだVineを食事に混ぜる事にし、飲み水の中にも混ぜました。

約2週間〜3週間ぐらいで攻撃性は少なくなってきました、そして人に対してのマーキングもさせない様にはしていたので無くなり、次第にシグナルも先制攻撃型から変化しました。
何度も咬まれていたのですが、咬んだ後少しパニック気味だった態度にも変化が現れ『ハウス』のコマンドでキャリーに入る様になってきてました。
その頃に取り入れた事は、葉月(我が家のリーダー犬)との散歩でした。
これは結構本人には効果があった様で、アルファー化が落ち着いてきていた頃に自分よりも上だと判断できる存在が目の前に現れた事で冷静に自分の立場を理解し始めてきた様でした。

その他にも撓夢(カルミアよりも半月前後早く迎え入れたチワワ)にも挑戦して見事に粉砕されてました。

レメディを使用する事で冷静な判断が出来る様になってきた様で、その時に順位決めの為に挑戦した結果粉砕された事も重なりカルミアは見事にアルファー化を解かざる終えず、犬の中では自分が一番下である事を無事に認識してくれました。

ですが、まだ人に対しては自分の方が上だと言う認識は残っていました、そこで選んだレメディがRESCUE REMEDY(レスキューレメディ)です。
こちらはバッチ博士が生前ブレンドしたレメディです。
このレメディは5種からなり、インパチェンス、スターオブベツレヘム、チェリープラム、ロックローズ、クレマチスがブレンドされています。

これを選んだ理由は次のレメディを選ぶまでの一時的な期間が欲しかった事と、複数のレメディからなる事でストレスを和らげてくれるのではないかと考えました。

それぞれのレメディの作用もある程度調べてはいましたので、観察する期間安定してくれたらとの思いもありました、またストレスを軽減できるなら違う行動に繋がるはずですから。

レメディは例えとしてタマネギの皮むきが例に挙げられます。
一枚皮を剥がせば、次の問題とされる行動が出てきます、これを繰り返す事で安定に向かう訳です。

レスキューレメディにはチェリープラムが入っている事も選んだ理由として大きいです。
カルミアは問題行動を起こした後少しパニック気味になってます。
そう言った事もあり、チェリープラムは精神状態を落ち着かせ、自分自身をコントロールするには向いていると当時考えました。

そしてもう一つ、スターオブベツレヘムが入っているという事。
手に対して今でもそうですが、カルミアは過剰に反応します。
その為手に対して何かしらのトラウマがあるのではないかと考えました。
動物の保護団体の方も使用する事があるこのレメディに少なからず望みをかけたと言えます。
実際このレメディを使いトラウマとなってしまった事を改善させるのを見た事があります。
レメディだけで改善された訳ではありませんが、使っていなかった頃よりも個体差はあっても比較的今までよりも早く改善できたとの事です。
また一時的にフラッシュバックしても立ち直るのが早いとも言われてます。

少し長くなるので2に続きは書きます。
また各レメディの説明は省かせていただきます、調べると簡単に出てきますのでこのブログで詳しく説明する必要も無いと思いますので。
自分がどうしてこれらのレメディを選んだかの復習的な事もあるので。

Posted by pest at 16:02:47 | from category: レメディ | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks
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